人気のドッグフードである”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを5つの項目で比較してみました。
今回は、ドッグフードを購入する際に基本となる「1.価格」「2.会社の信頼性」「3.原材料」「4.成分・栄養価」「5.対象犬種・年齢」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
- ”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを5つの項目で比較しました!
- 1.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを価格(値段)で比較!
- 2.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを会社の信頼性で比較!
- 3.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを原材料で比較!
- 4.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを成分・栄養価で比較!
- 5.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを対応犬種・対応年齢で比較!
- 「モグワン」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- 「このこのごはん」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- まとめ
”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを5つの項目で比較しました!
1.価格(値段)で比較 | 都度購入、内容量などコスパで比較してみました。 |
2.会社の信頼性で比較 | 販売会社、原産国、生産工場で比較してみました。 |
3.原材料で比較 | 原材料、香料・着色料で比較してみました。 |
4.成分・栄養価で比較 | タンパク質、脂質、粗繊維、灰分、水分など成分・栄養価で比較してみました。 |
5.対応犬種・年齢で比較 | 対象犬種・年齢の対応を比較してみました |
上記の5つの項目で、モグワンとこのこのごはんを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを価格(値段)で比較!
モグワン | このこのごはん | |
容量 | 1.8kg | 1kg |
都度購入(税込み) | 5,038円 | 3,850円 |
100gあたりの価格(税込み) | 280円 | 385円 |
送料(税込み) | 880円 | 850円 |
モグワンとこのこのごはんの価格は、100gあたりで計算するとモグワンよりこのこのごはんの方が37.5%も高いことが分かりました。価格に関しては毎月の固定費となるので、安くて安全性が高いドッグフードとなるとモグワンが圧倒的におすすめです。
また、モグワン、このこのごはんにはいずれもお得な定期コースがありますから、一度お試ししてから定期コースにするのがおすすめです。
2.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを会社の信頼性で比較!
モグワン | このこのごはん | |
販売会社 | ㈱レティシアン | ㈱オモヤ(コノコトトモニ事業部) |
原産国 | イギリス | 日本 |
生産工場 | 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした安心の施設 | 国産のGMP認定工場で人間の食品と同レベルの国内専門工場 |
モグワンは、ペット先進国の中でも特に高い評価と信頼があるペットフード専門工場で作られています。また、FEDIAFという厳しい基準をクリアした安心の施設になるので、安心してわんちゃんが食べることができます。
材料に関しては、イギリス・ヨーロッパ・アジア諸国と様々な調達先があります。しかし、こちらもペット先進国の厳しい基準を満たした材料を使っています。
参考:J-STAGE ペット栄養学会誌
一方、このこのごはんは、国内工場で製造しています。また、GMP認定工場が運営するペットフード工場で厳しい品質管理のもと作られています。
さらに「有機JAS認証」「ISO22005認証」「HACCP認証」取得した工場が運営管理しているというところも安心ポイントです。
このこのごはんの原材料は全てヒューマングレード品質でよりこだわりがあるわんちゃんにおすすめです。しかし、その分モグワンよりも46.9%も価格が高い(100gあたりの都度価格で比較)というデメリットはあります。
参考:公益財団法人/日本健康・栄養食品協会 GMP
どちらのドッグフードも厳しい基準を設けた原産国で作られていて、品質管理もしっかりとしているので安心です。
なので、コスパのことも考えてドッグフードを選ぶわんちゃんは「モグワン」の方が続けやすいでしょうね。
また、このこのごはんは、材料の産地まで日本にこだわっているので価格面に関してモグワンよりも価格は高くなってしまいます。
でも、国産の安全性にこだわりのあるわんちゃんは、このこのごはんの方がおすすめです!
3.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを原材料で比較!
モグワン | このこのごはん | |
お肉 | チキン生肉、乾燥チキン、チキングレイビー | 鶏肉(ささみ、レバー)、鹿肉 |
魚類 | 生サーモン、乾燥サーモン、海藻 | まぐろ、鰹節、昆布、わかめ |
脂類 | サーモンオイル、ココナッツオイル | 米油 |
穀類 | なし | 大麦、玄米 |
野菜 | サツマイモ、カボチャ、トマト、ジンジャー、アスパラガス、セイヨウタンポポ | サツマイモ |
豆類 | アルファルファ、エンドウ豆、レンズ豆、ヒヨコマメ | なし |
果物類 | バナナ、リンゴ、クランベリー、パパイヤ | 青パパイヤ末 |
ハーブ類 | カモミール、マリーゴールド | モリンガ |
その他 | ビール酵母、ミネラル類、ビタミン類、グルコサミン、MSM、コンドロイチン、乳酸菌 | ビール酵母、乾燥卵黄、乳酸菌、セレン酵母、L-トレオニン、ミネラル類、ビタミン類 |
原材料を細かく分けて比較してみると、モグワンの方が使用している原材料が多かったです。一方、このこのごはんは、比較的シンプルなレシピということが分かりました。そこで、それぞれのドッグフードの特徴をご紹介したいと思います。
モグワンは、主原料にチキンとサーモンをドッグフード全体の半分以上使っているので、このこのごはんよりもお肉の含有量が豊富な特徴があります。そして、原材料のコストも海外産を使うモグワンの方がお得感があります。
またモグワンは、動物性タンパク源をたくさん使っているので「脂肪が多いのでは?」と感じてしまいますが、栄養バランスを考えた低脂肪ドッグフードなところも安心ポイントですね。
その他、穀物が苦手なわんちゃんにも安心なグレインフリーで、グルコサミン・MSM・コンドロイチンなども配合しています。さらに、腸内環境のために乳酸菌も使っているので、わんちゃんのことを考えたドッグフードですね!
一方、このこのごはんは、主原料に国内生産の鶏肉(ささみ、レバー)を使っていてモグワンよりも高級志向が高いです。海外産の原材料より国産を好んでいるわんちゃんはこのこのごはんの方を選ぶといいと思います。
また、穀物不使用ではなく「グルテンフリー」になっているところもアレルギー対策のために安心です。その他、鰹節をたくさん使っているので開封時の香りもいいです。
その他、鹿肉やマグロ肉を動物タンパク源に使い、モリンガや青パパイヤ末など涙管やタンパク質の分解吸収も考えられています。
4.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを成分・栄養価で比較!
モグワン | このこのごはん | |
タンパク質 | 27%以上 | 21.3%以上 |
脂質 | 10%以上 | 8.2%以上 |
粗繊維 | 4.75%以下 | 0.9%以下 |
灰分 | 9.5%以下 | 6.7%以下 |
水分 | 9%以下 | 10%以下 |
NFE | 38.5% | ― |
オメガ6脂肪酸 | 1.8% | ― |
オメガ3脂肪酸 | 1% | ― |
カルシウム | 1.4% | ― |
リン | 1% | ― |
カロリー(100gあたり) | 361.5kcal | 343kcal |
モグワンとこのこのごはんの成分値の違いを比較してみました。
どちらも気になる数値(高過ぎる・低すぎる)は無いようでした。
モグワンは、肉類を豊富に使用しているので高タンパク質のドッグフードです。しかし、タンパク質が30%以上になっていないので、適度の量の成分値で小型のわんちゃん~大型のわんちゃんまでオールマイティーに使いやすいです。
また、タンパク質がこのこのごはんよりも高いので、脂質が心配でしたがしっかりと低脂肪になっていました!
脂質については、低脂肪という境界の数値がはっきりと定められていません。なので、12%以下なら動物性タンパクをたくさん使ったドッグフード(目安15%以上~20%後半)と比べるとかなり低く低脂肪と言っても大丈夫です。
一方、このこのごはんは、モグワンと比べるとタンパク質&脂質が抑えられています。これは、低すぎるというより、このこのごはんのコンセプトが小型のわんちゃんに合わせた栄養バランスになっているからでしょう。
このこのごはんは、10%以下の脂質で小型の成犬から老犬のわんちゃんに合わせやすい内容です。全年齢対応になっていますが、成長期のわんちゃんにはタンパク質が高い子犬用のレシピを採用したフードの方が理想的だと思われます。
5.”モグワン”ドッグフードと”このこのごはん”ドッグフードを対応犬種・対応年齢で比較!
モグワン | このこのごはん | |
対応犬種 | 全犬種 | 小型犬 |
対応年齢 | 全年齢 | 全年齢 |
モグワンとこのこのごはんの対応している年齢や犬種について調べてみると「小型犬専用のこのこのごはん」になっています。
そのため、このこのごはんの場合は、タンパク質がモグワンよりも控えめな成分値になっています。結果的に、配合している材料の違いがあるのでカロリー量もそれぞれ違います。
しかし、小型なわんちゃんには「このこのごはん」が適切かと思われがちですが、モグワンも日本での飼育数が多い小型なわんチャンに合わせやすい適度なタンパク質と低脂肪という特徴があります。
なので、運動量が豊富なわんちゃんや成長期の子わんちゃんなどはモグワンの方が合わせやすいと感じます。また、運動量が少ないわんちゃんや老わんちゃんには「このこのごはん」が合わせやすい子もいます。
わんちゃんそれぞれの好みもありますが、健康維持をサポートしやすいかどうかは試して見ないと分かりません。一度お試しして判断してみるといいと思います。
「モグワン」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- コンディションがイマイタチなわんちゃん
- 食いつきがいつもより悪くなったわんちゃん
- 偏食気味なわんちゃん
- 肥満予防に気をつけたいわんちゃん
- 綺麗な容姿で毎日を過ごしたいわんちゃん
「このこのごはん」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- 国産ドッグフードを探しているわんちゃん
- 小型犬のわんちゃん
- 小粒タイプのドッグフードを探しているわんちゃん
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドッグフードは、様々な種類があって悩んでいる人も多いですが、そのフード自体に特徴があるので、おすすめするわんちゃんやしないわんちゃんがそれぞれ違います。
今回は人気の「モグワン」と「このこのごはん」の違いを5つご紹介してきました。モグワンとこのこのごはんは結構比較して検討するわんちゃんも多いのですが、実は、「モグワン」と「ペトコトフーズ(PETOKOTO)」で比較するわんちゃんも多いんです。
詳しくは「モグワン レティシアン ドッグフードとペトコトフーズ(PETOKOTO)ドッグフードを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になるわんちゃんはぜひ読んでみてくださいね。
参考サイト
●販売会社HP ●モグワン公式サイト ●このこのごはん公式サイト ●ドッグフードの神様 ●INUNAVI ●ドッグフード大百科 ●マイナビニュース ●ドッグフードベストわんっ! ●愛犬と満喫ライフ ●REANIMAL ●ドッグフード相談所 ●ドッグフードおすすめ辞典 ●Collect. ●ドッグフードの達人 ●Pet Pedia ●ドッグフード徹底比較
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