人気のドッグフードであるレティシアンのモグワンドッグフードとPELTHIA(ペルシア)ドッグフードを5つの項目で比較してみました。
今回は、ドッグフードを購入する際に基本となる「1.価格」「2.会社の信頼性」「3.原材料」「4.成分・栄養価」「5.対象犬種・年齢」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
「モグワン レティシアンドッグフード」と「PELTHIA(ペルシア)ドッグフード」を5つの項目で比較しました!
1.価格(値段)で比較 | 都度購入、内容量などコスパで比較してみました。 |
2.会社の信頼性で比較 | 販売会社、原産国、生産工場で比較してみました。 |
3.原材料で比較 | 原材料、香料・着色料で比較してみました。 |
4.成分・栄養価で比較 | タンパク質、脂質、粗繊維、灰分、水分など成分・栄養価で比較してみました。 |
5.対応犬種・年齢で比較 | 対象犬種・年齢の対応を比較してみました |
上記の5つの項目で、モグワンドッグフードとPELTHIA(ペルシア)ドッグフードを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」を価格(値段)で比較!
モグワン | PELTHIA(ペルシア) | |
容量 | 1.8kg | 0.85kg(1パック) |
都度購入(税込み) | 4,708円 | 2,990円 |
100gあたりの価格(税込み) | 262円 | 353円 |
送料(税込み) | 704円 | 770円 |
モグワンドッグフードとこのペトコトフーズ(PETOKOTO)ドッグフードの価格は、100gあたりで計算するとモグワンよりペトコトフーズ(PETOKOTO)の方が34.7%も高いことが分かりました。価格に関しては毎月の固定費となるので、安くて安全性が高いドッグフードとなるとモグワンが圧倒的におすすめです!
ここでは、単品都度購入の価格を比較していますが、モグワン、ペトコトフーズ(PETOKOTO)には、いずれもお得な定期コースがありますから、一度お試ししてから定期コースにするのがおすすめです。
2.「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」を会社の信頼性で比較!
モグワン | PELTHIA(ペルシア) | |
販売会社 | ㈱レティシアン | 株式会社Arrow of Times |
原産国 | イギリス | 日本 |
生産工場 | 欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)の基準をクリアした安心の施設 | 農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の認定工場 米飼料検査官協会(AAFCO)の基準をクリア。 |
レティシアンのモグワンドッグフードは、ペット先進国の中でも特に高い評価と信頼があるペットフード専門工場で作られています。また、FEDIAFという厳しい基準をクリアした安心の施設になるので、安心してわんちゃんが食べることができます。
材料に関しては、イギリス・ヨーロッパ・アジア諸国と様々な調達先があります。しかし、ペット先進国の厳しい基準を満たした材料を使っています。
参考:J-STAGE ペット栄養学会誌
一方、PELSHIA(ペルシア)ドッグフードは、薬膳という考えをもとに作られた国産のドッグフードです。農林水産消費安全技術センター(FAMIC※1)の認定工場で作られています。AAFCO基準(※2)も満たしています。
(※1)FAMIC:農林水産消費安全技術センター
(※2)AAFCO基準:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
一方、PELTHIA(ペルシア)の原材料は新鮮な国内食材を厳選、原材料はヒューマングレードのものを使用し、薬膳の考えからクコの実が配合されています。
新鮮な国内食材にこだわりがあるわんちゃんにおすすめです。しかし、その分モグワンよりも34.7%も価格が高い(100gあたりの都度価格で比較)というデメリットはあります。
どちらのドッグフードも品質管理もしっかりとしているので安心です。
なので、コスパのことも考えてドッグフードを選ぶわんちゃんは「モグワン」の方が続けやすいでしょう!
また、PELTHIA(ペルシア)は、食材の品質や種類にかなりこだわっているので、価格面に関してモグワンよりも価格は高くなってしまいます。
でも、食材の品質や種類にこだわりがあるわんちゃんは、PELTHIA(ペルシア)の方が断然おすすめです!
3.「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」を原材料で比較!
モグワン | PELTHIA(ペルシア) チキン※ | |
主な原材料 | チキン&サーモン | 生肉(鶏肉、魚肉、鶏レバー) |
その他原材料 | チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 A、 D3、E)、乳酸菌 | 生肉(鶏肉、魚肉、鶏レバー)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)、魚粉、ヤシ粉末、いも類(サツマイモ、ジャガイモ)、煎りゴマ、ひまわり油、乳清タンパク、クコの実、海藻粉末、卵殻カルシウム、脱脂粉乳、フラクトオリゴ糖、乳酸菌群 |
特徴 | ・チキン&サーモンが入った高クオリティ食材 ・野菜・フルーツブレンドで食欲促進 ・グレンフリーで消化率が高く胃腸の心配なし | ・薬膳という観点から健康サポートに役立つコクの実が配合されている ・人間が食べられる質(安全性)のフード ・人工添加物が使用されていない |
※今回は、チキンで比較しましたが、その他オールミックス、ライト、ビーフがあります。
原材料を比較してみると、レティシアンのモグワンドッグフードの方が使用している原材料が多かったです。一方、PELTHIA(ペルシア)ドッグフードは、比較的シンプルなレシピのようです。そこで、それぞれのドッグフードの特徴をご紹介したいと思います。
モグワンは、主原料にチキンとサーモンをドッグフード全体の半分以上使っているます。PELTHIA(ペルシア)の配分は非公開のようなのでわかりませんが、原材料のコストも海外産を使うモグワンの方がお得感があります。
またモグワンは、動物性タンパク源をたくさん使っているので「脂肪が多いのでは?」と感じてしまいますが、栄養バランスを考えた低脂肪ドッグフードなところも安心ポイントですね。
その他、穀物が苦手なわんちゃんにも安心なグレインフリーで、グルコサミン・MSM・コンドロイチンなども配合しています。さらに、腸内環境のために乳酸菌も使っているので、わんちゃんのことを考えたドッグフードですね!
一方、PELTHIA(ペルシア)は、主原料に国産の生肉(牛、鶏、馬、魚、豚レバー、牛レバー、鶏レバー)を使っていてモグワンよりも高級志向が高いです。海外産の原材料より国産を好んでいるわんちゃんはPELTHIA(ペルシア)の方を選ぶといいと思います。
また、健康にこだわり薬膳食材「クコの実」、厳選された「国産無添加食材」、アレルギーを意識した「グルテンフリー」、無添加を徹底排除「ノンアルコールコーティング」、お腹に優しい「腸内環境への工夫」、一部の食材のタンパク源に偏らないように、こだわりぬいた「バランス配合」となっています。
4.「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」を成分・栄養価で比較!
モグワン | PELTHIA(ペルシア) チキン※ | |
タンパク質 | 27%以上 | 28%以上 |
脂質 | 10%以上 | 10%以上 |
粗繊維 | 4.75%以下 | 4%以下 |
灰分 | 9.5%以下 | 7%以下 |
水分 | 9%以下 | 10%以下 |
NFE | 38.5% | ― |
オメガ6脂肪酸 | 1.8% | ― |
オメガ3脂肪酸 | 1% | ― |
カルシウム | 1.4% | ― |
リン | 1% | ― |
カロリー(100gあたり) | 361.5kcal | 360kcal |
※今回は、チキンで比較しましたが、その他オールミックス、ライト、ビーフがあります。
レティシアンのモグワンドッグフードとPELTHIA(ペルシア)ドッグフードのチキンの成分値の違いを比較してみました。どれも同じくらいの数値となっています。
モグワンは、肉類を豊富に使用しているので高タンパク質のドッグフードです。しかし、タンパク質が30%以上になっていないので、適度の量の成分値で小型のわんちゃん~大型のわんちゃんまでオールマイティーに使いやすいです。
一方、PELTHIA(ペルシア)チキンもタンパク質も30%以上になっていないので適度の量の成分値で小型のわんちゃん~大型のわんちゃんまでオールマイティーに使いやすいです。
なお、脂質については、低脂肪という境界の数値がはっきりと定められていません。なので、12%以下なら(目安15%以上~20%後半)かなり低く低脂肪と言っても大丈夫です。
「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」を対応犬種・年齢で比較!
モグワン | PELTHIA(ペルシア) | |
対応犬種 | 全犬種 | 全犬種 |
対応年齢 | 全年齢 | 生後6か月~ |
レティシアンのモグワンドッグフードとPELTHIA(ペルシア)ドッグフードの対応している犬種や犬年齢について調べてみるとモグワンは全犬種・全年齢、PELTHIA(ペルシア)は全犬種ですが、対応年齢は生後6か月からになっています。
わんちゃんそれぞれの好みもありますが、健康維持をサポートしやすいかどうかは試して見ないと分かりません。一度お試しして判断してみるといいと思います。
「モグワン」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- コンディションがイマイタチなわんちゃん
- 食いつきがいつもより悪くなったわんちゃん
- 偏食気味なわんちゃん
- 肥満予防に気をつけたいわんちゃん
- 綺麗な容姿で毎日を過ごしたいわんちゃん
「PELTHIA(ペルシア)」をおすすめのわんちゃんはこんなわんちゃん!
- 粒サイズの大きなフードが苦手なわんちゃん
- 小麦と相性の良くないわんちゃん
- なんとなく元気がないと感じているわんちゃん
- 体力や食欲、目の衰えが気になるわんちゃん
- 薬膳という考え方に関心があるわんちゃん
- 人工添加物を避けたいと思っているわんちゃん
- 国産のドッグフードを食べたいわんちゃん
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドッグフードは、様々な種類があって悩んでいる人も多いですが、そのフード自体に特徴があるので、おすすめするわんちゃん、おすすめしないわんちゃんはそれぞれ違います。
今回は人気の「モグワン」と「PELTHIA(ペルシア)」の違いを5つご紹介してきました。
モグワンとこのこのごはんは結構比較して検討するわんちゃんも多いのですが、実は、「モグワン」と「このこのごはん」で比較するわんちゃんも多いんです。
詳しくは「モグワン レティシアンドッグフードと このこのごはん オモヤ(コノコトトモニ)ドッグフードを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になるわんちゃんはぜひ読んでみてくださいね。
参考サイト
●販売会社HP ●モグワン公式サイト ●PELTHIA(ペルシア)公式サイト ●ドッグフードの神様 ●INUNAVI ●ドッグフード大百科 ●マイナビニュース ●ドッグフードベストわんっ! ●愛犬と満喫ライフ ●REANIMAL ●ドッグフード相談所 ●ドッグフードおすすめ辞典 ●Collect. ●ドッグフードの達人 ●Pet Pedia ●ドッグフード徹底比較
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